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  • 執筆者の写真sendaimeisya

居室訪問活動報告


11月26日、被災者支援メンバーの氣田さんが美田園第一仮設住宅で居室訪問を行いました。氣田さんは11月23日、24日にボランティア養成講座を受講してすぐの実践でした。

氣田さんから感想を頂きました。

「訪問は以前からこの活動を続けている※高橋悦堂さんと一緒でした。初めてなので高橋さんの後をついて話を聞かせて頂いただけでした。

仮設住宅を20戸ほど訪ねて、話ができたのは5人ほどです。訪問が終わってから、話を聞かせていただいた内容の確認と、自分自身がどのように感じたかを

話し合いました。このことが一番大変でしたし、自分のためにもなりました。来月も訪問させていただきます。」

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※高橋悦堂さん

宮城県曹洞宗寺院の副住職を勤めています。

高橋さんは医療の現場で、医師や看護師と連携しながら「臨床宗教師」として、医療者とは違う立場で患者を支える活動もしています。

その活動がテレビで紹介されました。

「がんを患い、余命10か月の宣告を受けた男性が、自分の人生を振り返り、楽しかったこと、つらかったこと、さまざまな思い出を語っています。 傍らに寄り添い、耳を傾けているのは、「臨床宗教師」です。

臨床宗教師とは、在宅緩和医療を専門とする医師が、その必要性を訴え始まった新しい試みです。東北大学では2012年から臨床宗教師を養成する講座が始まりました。医療の現場で、医師や看護師と連携しながら、医療者とは違う立場で患者を支えます。

高橋悦堂さんは、臨床宗教師として活動を始めたばかりの、34歳の若き僧侶です。宮城県にある寺の長男として生まれ、現在は副住職を勤めますが、通夜や葬儀の場には何度も立ち会ったことはあるものの、人の死に触れた経験はほとんどありません。

そんな悦堂さんが、命の終わりを前にさまざまな思いを抱える人たちに出会います。

工場を経営してきた男性は、仕事に対する誇りを語ります。末期のがんが見つかった男性は、やり場のない怒りや死への恐怖をにじませます。10年以上の闘病生活を続ける人は、つらさ、苦しさを口にしながら、自分が亡くなったあとの家族を心配していました。

「三途の川の向こうで、死んだ両親がにこにこと手を振ってたんですよ」

そういった男性は、10日後に亡くなります。

悦堂さんは、時に戸惑い、時に言葉を失いながら、懸命に寄り添い続けます。

みずからの命の終わりを知った人は、その時を迎えるまでの時間、何を語り、悦堂さんはそれをいかに受け止めるのでしょうか。むき出しの魂と向き合い続ける、臨床宗教師の姿を追いました。」

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/1129.html


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